ROGOBA

エレーシ(イラクのマーシュアラブ刺繍) オールドキリム 215×160㎝ (No.22316)

¥385,000
税込み

「エレーシ」と呼ばれるイラクの織物です。

イラク南部、チグリス・ユーフラテス川の下流域に広がる広大な湿原地帯。
そこで「マーシュアラブ(=沼地のアラブ人)」と呼ばれる人々によって作られてきた刺繍織物「エレーシ」は、宗教にとらわれない自由で独創的な世界観を持っています。

エレーシの最大の魅力は、鮮やかな色彩と生命力あふれる自由なモチーフです。

湿原での暮らしに身近な花、人、鳥、魚、ラクダなどがチェーンステッチ(鎖縫い)によって描かれています。その輪郭や並び方はとても有機的で、手仕事ゆえの温もりが感じられます。

ベースとなる織地は、縦糸と横糸が2〜3本ずつ交差する綾織り(あやおり)という織り方で、表面に斜めの線(綾目)が現れるのが特徴です。平織りに比べて厚手で柔らかな質感となっています。

また、エレーシは主に婚礼の際のお祝い品として、親族が花嫁へ贈るために作られました。2枚の布を繋ぎ合わせる特有の技法は、花嫁の母親や叔母、姉妹といった親族の女性たちがそれぞれの想いを自由に表現し、それらをひとつに合わせるという、家族の結束と祝福の文化を象徴しています。

こちらのエレーシは、深い赤の織り地に、白や紺、オレンジ色などの糸で刺繍が施されているのが特徴です。子どもが一生懸命お絵描きをしたような、無邪気な可愛らしさがあります。

上下の端部や中央のつなぎ目付近には、「生命の樹」という伝統的な文様が並んでいます。

食べ物に困らず豊かな人生が送れることを願って縫い込まれるこの文様には、花嫁の親族の心からの願いが表れているのでしょう。
「温かい家庭を築いて、末長く幸せが続きますように」という願いを込めてひと針ひと針大切に仕上げられたこの贈り物は、花嫁の一生の宝物になったに違いありません。

つなぎ合わされた2枚の布は、2人の女性がそれぞれで刺繍を施しているため、同じように見える文様(例えば、2列に並んだ8つのメダリオン)でも、列ごとに少し違いが現れていたりします。このように、2人の個性の違いが楽しめるのも魅力のひとつです。

この織物が作られた温かい背景を知ると、より愛着が深まるのではないでしょうか。
日々の暮らしを優しく包み込むような一枚をぜひご自宅に!

1在庫あり

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