“ Every piece comes with a story and we hope you’ll enjoy making it a part of yours. “
すべての作品には物語があり、あなたの人生の一部となることを楽しんでいただければと願っています。
ロゴバは、カール・ハンセン&サンの「正規販売店」です。
20世紀を代表する家具デザイナーの1人であるハンス・J・ウェグナー
カール・ハンセン&サンは、彼のデザインを世界で最も多く製作する家具メーカーであるとともに、アルネ・ヤコブセン、ボーエ・モーエンセン、オーレ・ヴァンシャー、コーア・クリント、ポール・ケアホルム、ボディル・ケア、安藤忠雄など、名だたる家具デザイナーの巨匠たちの作品も製作しています。
100年以上にわたる豊かな歴史を誇るカール・ハンセン&サンは、デンマークデザインを代表する家具を世界中で販売しています。
カール・ハンセン&サンの全製品は、職人の手作業によってひとつひとつ丁寧に製作されています。
職人の優れた技術と、木材やペーパーコードの温かみのある素朴な質感が合わさり、人々が心地よく過ごせるように製作された家具は、世代を超えて永く使用され、愛され続けています。
CH24( Yチェア、WISHBONE CHAIR )
ハンス・J・ウェグナー | Hans J. Wegner( 1914-2007 )
CH24は、『Yチェア』や『ウィッシュボーンチェア | WISHBONE CHAIR』の愛称で親しまれ、デンマークを代表するダイニングチェアの1つです。1949年に、ウェグナーが初めてカール・ハンセン&サンへデザインしたチェアがこのCH24。発表当時から現在まで、継続してカール・ハンセンを代表するチェアとして、製造販売されています。
現在ではお馴染みとなっている通称の『Yチェア』は、発表当時から呼ばれていたわけではありません。また、現在もカール・ハンセン&サンはCH24を『 WISHBONE CHAIR 』と表記し、ウェグナーがデザインした家具を通称ではなく、番号(CH24のように)で呼んで欲しかったことが理由だと言われています。
CH24は、幾度もリデザインが繰り返された後に、現在の馴染み深い美しい曲線のフォルムへと至りました。CH24のルーツを辿ると、中国の伝統的な椅子にあり、それをリデザインした椅子が「チャイニーズチェア(チャイナチェア)」です。そこからさらに、「ザ・チェア(PP501・PP503)」へ、「CH24」へと、時代とともにリデザインされています。
CH24の主な特徴としては、以下の3点が挙げられます。
・背とアームの一体化・クッション性かつ耐久性のあるペーパーコードの座面
・多様な座り方と持ち運べるほどの軽さ
・背とアームの一体化
半円を描くように背とアームが一体となり、背を支える支柱の「Y」形状のパーツが特徴のダイニングチェアです。この「Y」形状のパーツから由来し『Yチェア』と、また、パーツが「鳥の胸と首の間にあるY字型の骨」にも見えることから『ウィッシュボーンチェア』と愛称がつきました。
・クッション性かつ耐久性のあるペーパーコードの座面
座面はゆったりとくつろげるように奥行きがあり、座面はペーパーコードが用いられています。ペーパーコードとは、紙を撚り合わせてつくられる紐のことを指し、このペーパーコードはスカンジナビアの家具デザインに用いられる伝統的な素材です。ペーパーコードの座面はクッション性に優れており、使い始めは「ピン!」と張ったペーパーコードも、使い込むことで、徐々に形が馴染むように柔らかくなっていき、包み込んでくれるような座り心地へと変化していきます。1脚に当たり、およそ120メートルほどの、強度と耐久性に優れたペーパーコードが使用され、永年にわたり使用できる座面を作り上げています。
・多様な座り方と持ち運べるほどの軽さ
CH24は、体をすっぽりと包み込むようなアームのおかげで、どの向きに座っても手や肘を自然に掛けられるので、正面を向いて座る姿勢だけでなく、横向き・斜め向きに座っても快適な姿勢を取ることができます。また、見た目ほど重量感も無く、片手で持ち上げられることもできるので、気軽にお好きな場所へ移動させられます。
発表当時、それまでデザインされたチェアとは異なり、上記のような特徴的でありながらも機能美を追求したデザインがデンマークを代表するチェアと呼ばれる所以となっています。
ダイニングチェアとしてお使いいただけることはもちろんのこと、食事だけでなく、読書やテレビを見るようなリラックスしたい時間にも適したチェアです。
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