ROGOBA
セミ・オールド キリムラグ トルコ・コンヤ ニューキリム 174×81㎝ (No.06521)【未使用品】
色とりどりのタイルを一面に敷き詰めたようなデザインが印象的なキリムです。
このキリムは、トルコ内陸部のアナトリア地方の中心で、約30年前に織られたものです。
赤、青、黄色、緑、薄紫、白など、たくさんの色が用いられていますが、そのバランスは実に絶妙で、不思議なほど全体が美しく調和しています。これは、織り手の優れた配色感覚によるものでしょう。
タイルのように見える菱形のモチーフは「イーヴィル・アイ」と呼ばれ、トルコのキリムによく見られる伝統的な文様です。邪悪なものを睨み返す “お守り” の意味を持っています。菱形の中に描かれた小さな十字の文様も同じくイーヴィル・アイを表しています。様々なイーヴィル・アイの形を重層的に織り込むことで、この美しい柄ができあがっているのです。
また、それぞれの文様には「アブラッシュ」と呼ばれる色の濃淡が表現されています。このキリムに透き通ったような繊細な表情が生まれているのは、このおかげです。
ところどころに見られる織り手の人間らしさも、このキリムの魅力のひとつ。例えば、菱形の中の十字文様が、1箇所だけ抜けていたり、サイドのギザギザ模様の細かさが左右で異なっていたり。織り手の遊び心なのか、うっかり間違えたのか、真相は分かりませんが、見る人の心をほっと和ませる温かさがあるのは確かです。
そんな、美しさの中に温かみのある一枚をぜひご自身のそばに。日々の生活の中で、ふとした瞬間にそのぬくもりが感じられるはずです。
また、コンヤ地域とその南部の地中海地方を隔てるトロス山脈の山岳地域には、古くから多くの遊牧民が暮らし、高度が高く冬の寒さが厳しいため、彼らが育てる羊からは質の良いウールが採れ、キリムの産地としても有名です。
コンヤの現代キリムの中でも上質なこのキリムは、車輪を手で回す“糸車(紡ぎ車)”を用いてウールを紡ぎ、できあがった糸を草木染めし、丁寧に織られたものです。
特にこのキリムには、文様の縦方向の境界に細かな隙間ができる“スリット織り”の技法が用いられています。デザイン的にはカラフルなダイヤ柄が連続し、とてもモダンで明るい現代キリムに仕上がっています。
サイズ的には、一人掛けチェアなどと合わせたり、ソファーの足元に敷いたり、玄関マットや、床に置く絵、壁に掛けるタペストリーなど、インテリアのアクセントとして楽しくお使いいただけます。キャンプの際もぴったりなキリムです。
商品情報
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