このキリムは、トルコ内陸部のアナトリア地方の中心地コンヤの近郊で、約20年前に織られたものです。
コンヤは、古くからアナトリアの中心で、テュルク系遊牧民の築いた“セルジューク朝トルコ帝国”時代には首都も置かれたことがあり、13世紀にはトルコを代表するイスラム教神秘主義者、ルーミー(メヴラーナ)がここコンヤで活動し、メヴレヴィー教団を開いたことから、現在も宗教上の聖地として有名です。
また、コンヤ地域とその南部の地中海地方を隔てるトロス山脈の山岳地域には、古くから多くの遊牧民が暮らし、高度が高く冬の寒さが厳しいため、彼らが育てる羊からは質の良いウールが採れ、キリムの産地としても有名です。
コンヤの現代キリムの中でも上質なこのキリムは、車輪を手で回す“糸車(紡ぎ車)”を用いてウールを紡ぎ、できあがった糸を草木染めし、丁寧に織られたものです。
この伝統的なデザインのコンヤキリムは、“Muzurnu(ムズルヌ)またはMuzurna(ムズルナ)KETENLİ あたりで織られたものです。
また、コンヤ地域とその南部の地中海地方を隔てるトロス山脈の山岳地域には、古くから多くの遊牧民が暮らし、高度が高く冬の寒さが厳しいため、彼らが育てる羊からは質の良いウールが採れ、キリムの産地としても有名です。
コンヤの現代キリムの中でも上質なこのキリムは、車輪を手で回す“糸車(紡ぎ車)”を用いてウールを紡ぎ、できあがった糸を草木染めし、丁寧に織られたものです。
この伝統的なデザインのコンヤキリムは、“Muzurnu(ムズルヌ)またはMuzurna(ムズルナ)KETENLİ あたりで織られたものです。
サイズ的には、一人掛けチェアなどと合わせてお使いいただくか、玄関マットや、床に置く絵、壁に掛けるタペストリーなど、インテリアのアクセントとしてお使いいただけます。