草木染めされた緑色の色合いが美しい、イーグルの文様のROGOBA KILIM(ロゴバキリム)です。
ROGOBA KILIM は、トルコの最も優れた現在の織り手が、時間をかけて丁寧に紡ぎ染めた良質なウールをセンス良く織りあげた、表情豊かなキリムです。
緑色は、単独の草木からは染めることが出来ないため、藍色と黄色の二度染をして望みの色をつくります。その際、藍色と黄色のバランスが様々な緑色を生み、織り手はそれらの緑色の糸を自分のセンスで豊かなアブラッシュとして表現します。
アブラッシュについてはこちら
このキリムの文様・デザインは、猛禽類の王とも言われる鷲(ワシ)が羽を広げて大空を舞っている様子を、大きな羽に象徴させた“Eagle(イーグル)”と呼ばれる文様です。文様。遊牧民にとって家族同様に大切な羊などの家畜が、鷲や鷹に襲われないよう願うもので、特に、鷲や鷹が多く生息する山岳地域に暮らす部族が多用します。また、その“勇猛さ”が転用し、『勝利・成功』『繁栄』を願って織られる場合もあります。
このキリムは、ロゴバキリムの最大の特徴である『アブラッシュ』(糸の色の濃淡と太さの大小がつくり出す織りの風合い)が、文様の中にセンス良く表現され、採用される空間を豊かに演出します。
サイズ的には、テーブルセンターとして、またキャビネットやサイドボードの上に敷く布として用いることが想定されます。また、壁に掛けるタペストリーとして、インテリアを豊かに演出するアイテムとしても最適です。
※どのような“ROGOBA KILIM”がご自宅に合うのか迷われている方は、ぜひお気軽にROGOBAのキリムコーディネーターにご相談ください。